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陶の里動物病院
以前の病院は10年間の定期借地権の土地の上に建築したものでしたので、開業後7年位した頃から、具体的に移転プランを考え始め、TAC設計室にお世話になりました。病院兼住宅という建物を考えた時、無機質な病院然としたものではなく、温かみのある建物をと言うところから始まりました。また、地域の特性上、あまり奇抜なものは敬遠されがちとなるので、割とオーソドックスなデザインを選択しました。
病院内の構造に関しては、まず少人数のスタッフで動くという考えの下で、どの部屋からでも仕事の中心部分である処置室が見渡せるように配置しました。手術室においては処置室側を全面ガラス張りとして、解放感とスタッフからの視認性を高めました。また、特色としては、病院で飼育している小動物専用の部屋と猫専用の部屋を設置したことです。ただし、その為倉庫としてのスペースが十分確保できなかったことが残念でした。 1階部分の床全面には、深夜電力を利用した24時間床暖房を取り入れてあります。設計段階では、コストの面から採用を躊躇しましたが、実際に使用してみると真冬でも底冷えすることなく、非常に快適な空間をもたらしてくれています。 移転前の病院と比較して2倍の広さになったことで、各部屋が余裕のある空間となり、クライアント、スタッフそれぞれに快適な空間を提供することができました。>>参考作品はこちら
菜の花動物病院
私の場合、夫婦で開業する予定でしたので、住居併用かつ病院らしく、明るくて優しいイメージの建物を考えておりました。
ハウスメーカーや建築会社などと何度か話し合ったのですが、動物病院建設の経験が双方になかった為、なかなか進展しませんでした。その後、TAC設計室さんにお願いしてからは、積極的に様々な提案をして頂きスムーズに事が運んでいきました。 こだわった点としましては、外から待合の様子が良く見えるように窓を大きくとる、待合室をなるべく広くとる、スムーズな動線、曲線を使った屋根、親しみを感じて頂けるような外装・内装、掃除がしやすい材質であること、出入りし易い駐車場です。このような要望をしっかりと理解して頂き、イメージ通りの建物を設計して頂いたと思っております。 また防臭対策をしっかりして頂きました。飼主様から「先生の病院は人間の病院よりもきれいで病院特有のニオイがない。」とのお言葉を頂いたこともあります。初めて来た飼主さんが次もまた来ようと思ってもらう事が重要と考えていますので、そのことに対する建物の役割は大変大きなものであると確信しました。 最後にこの場をお借りしまして、TAC設計室の皆様、施工業者の堀田建設株式会社様そして、私が慌ただしく勤務と開業準備をする中、動物病院開業に奔走して手伝ってくれた父に深謝致します。>>参考作品はこちら
やすだ動物病院
今から4年前にシンプル&モダンな病院を希望してこの病院を設計して頂きました。外観は病院らしく落ち着いたイメージを出すためにすべての壁を白のタイル張りにしました。待合室は2階までガラス張りの吹き抜けになっており、玄関周りのサッシは鏡面ステンになっています。おかげで非常に明るく開放感のあるくつろげる空間になっていると思います。また受付のデザインも落ち着いた感じが出るようにカウンターには人工大理石使用しました。 そのため飼い主様から「ホテルの受付のようですね」とお世辞を頂きます。 病院全体の空調を工夫してもらい薬や動物病院特有の嫌な匂いのないよう、また手術室にはヘパフルターを使用し清潔な病院になるよう徹底しました。 暖房も1階に床暖房が入っておりあまりエアコンをつけなくても快適です。ワンちゃんは冬も裸足で床を歩くので「床が暖かいと気持いい?」と飼い主様と談笑しています。受付スタッフにも足元が寒くなく床暖房はとても好評です。 入院室の壁は遮音しているのですが、外から入院中の動物の様子が観察できるガラス窓があり給餌準備室に音が漏れてしまいます。 給餌準備室にもう一段階遮音対策をしておけばよかったと思います。 外壁には夜光るネオン看板があるのですが、何年かに一度ネオン管の交換が必要です。そのために掛かる費用が思ったより高額で誤算でした。最後に私の夢を図面にして頂いた設計事務所の皆様、献身的にご協力を頂いた建設会社の皆様に深く感謝いたします。 >>参考作品はこちら
もみじ動物病院
1.外観こだわったのは「入りやすさ」です。特に病気でなくても散歩のついでに立ち寄ることができるようにと、喫茶店みたいな外観から各所に設置したリードフックなど、半年ぐらい時間を掛けてTACさんと考えました。 普通の家のように屋根を三角にし、たくさんのレンガで外観を覆ってみました。患者さんからは親しみやすいと好評を得ています。このレンガは、外壁の汚れが目立ちにくいという利点もあります。 2.外待合 3.待合室 4.検査室、調剤室 苦労した点は、レンガと壁、床の色です。もみじ動物病院の名前が先に決まっていたため、紅葉の色を基調にしたのですが、あまり赤すぎずかつ明るい色を探しました。
ますだ動物クリニック
開院するための適地が見つかるまでに時間を要し、最初にTAC設計室様にご相談いただいてから竣工までに3年かかりました。その間に資金計画や、医療機器の選定、自身の思い描く設計プランなどをディスカッションして形にしていくことができました。
設計上で最も気をつけた点は、「近隣住民の方への配慮」と「生活の跡を目立たなくする」部分でした。当院から音や臭いの漏出を避けることはもちろんのこと、交通量の多い道路があるため生活の場として十分な防音が必要でした。現在もこの点について支障をきたすことはありません。 また、階上が住居である故に、生活スペースからの音や洗濯物などが、建物全体のマイナスイメージにならない工夫が必要と考えました。そのための目隠しとして、建物前面上部に白色大型ガラスを使用しました。これがよいアクセントとなり、当院の存在感をアピールすることにも寄与しております。 患者様が利用される場所と、主にスタッフが使用する場所は床の色分けを行い、印象を変えることで、患者様ならびに院内スタッフに注意喚起を行うようにしています。 限られた空間の中で、機能的な動線の確保と各部屋の面積配分を両立するのは妥協しなければいけない点もあり非常に難しい問題ですが、今後の拡張の可能性も視野に入れた現状の設計に関して非常に満足のいく病院に仕上がっていると考えております。>>参考作品はこちら
渡辺獣医科病院
まずは「機能性」についてふれたいと思います。国内外の動物病院を見てきました。が、なかでも良いなと思ったのはオーストラリアのある大学病院でした。そこでは、待合室から診察室、そして処置室といった配置や動線が、合理的かつ機能的であるよう考え抜かれていました。日本の縦長の土地事情にも合っていて、とても参考になるものでした。そのように数多くの動物病院を見学してきた蓄積を活かし、私なりに構想を練り上げ、「いかに機能的であるか」を突き詰めていきました。 結果として、非常に使いやすく、見通しの効く空間が院内全体に広がっていると思います。具体的な配置や雰囲気は平面図と写真をご覧ください。以前の病院から比べいまの病院は約2倍の広さとなりましたが、スペース的な余裕が生まれたことで、整然と整理された病院になったと思っています。 次に「バリアフリー」についてですが、当院には盲導犬を連れてくる方やお年寄りも多数いらっしゃいます。2階部分を診療区域とするためには、必然的にエレベーターを設置しなければなりませんでした。そこでどうせならと、すべての段差をなくし、点字案内を設置するなど、誰にとっても動きやすく快適な、不自由さのない空間であることを志向しました。 維持費だけを考えればエレベーターの設置には消極的になるかもしれませんし、待合を含めた病院機能が2階にあるということに対しても慎重な意見があるでしょう。 しかし当院の場合では、雨の日でも屋根がある1階に車を停めて濡れることなく建物に入ることができる、といったことがかえって好評で、天候によって来院数が変動するといったことがなくなりました。目先のコストにとらわれず、利便性を追求したことが正解だったなと思っています。 その他、動物病院にとって大切なニオイ対策など、紹介したいポイントがたくさんあるのですが、文字数の関係上、割愛いたします。 >>参考作品はこちら
おがわ動物病院院/院長小川幸哉
病院の移転を考える必要性に迫られるようになり、移転地の選定からすべてTAC設計室のお世話になりました。候補地の見取り図から、土地の有効利用が可能かどうか、一つずつ教えていただきました。 そして現在の土地に巡り会い、現在の病院が出来上がりました。大きなコンセプトは、クライアントにもスタッフにも快適な空間を作る事でした。それは広い駐車場・広い待合室・4つの診察室・動きの中心となる処置室などなど、これら全ての仕事空間をワンフロアーにまとめ上げることでした。 TAC設計室さんのおかげで、大変働きやすい病院が出来上がりました。クライアントもとても喜んでいただいています。動物医療においても、病院とクライアントの関係構築は大変に重要ですが、二者の相対する空間の居住性のよさは、良好な関係構築に不可欠であると改めて認識しています。 >>参考作品はこちら
ユーカリ動物病院/伊藤 雄洋
大学を卒業して数年そろそろ開業とゆう考えは以前からあったのですが、具体的な場所や建物のイメージなどはあまり持ち合わせていませんでした。とにかく何もかもが分からないことばかり、しかし何か始めなければとTAC設計室の門をたたくことから始まりました。順調?に土地の場所が決まったのですが、ずぶの素人に具体的なイメージなどあるわけがなく漠然としたコンセプト“カフェ風”と自宅が併用のため“生活感を感じない”の二点で設計の原案をお願いしました。
その後、原案をもとに仕事が終了した九時頃から深夜までの打ち合わせを繰り返し、設計も二転三転、建築費も予想外の値上がりなどいくいつもの問題を乗り越え、入札・建築業者の決定に至りました。 建築が始まってからも全てをお任せではなく、クロス、床材、照明、コンセント、ドア、外壁の素材・色、等々全てを決定する作業が待ち構えていました。設計士さん、現場監督さんや職人さんにアドバイスをもらい、時には無理な注文に頭を抱えてもらい、途中膨大な建築材料サンプルの山に頭が真っ白になってしまうこともありましたが、皆さんのご協力のもと完成引き渡しとなりました。 開業後、飼い主様にも“病院らしくなくかわいい”“ドックランで遊ばしてみたい”と好評を得て来院動機に結び付いているように思います。設計・建築当時は頭を悩ました事が愛着、こだわりとして大きな満足感を感じています。今現在は、建物に負けない納得できる診療を心がけて日々奮闘中です。
さとう動物病院
建物の外観や一風かわった内装というものには捕らわれず、限られたスペース内で診察、検査、必要に応じた処置といったものを、いかに効率よく人と動物が移動できるかをコンセプトに設計者と作り上げた当院は非常にシンプルな造りだとあらためて思う。具体的には建物の中央の第二診察室を中心に受付、待合、第一診察室、検査、手術室、入院室、倉庫といった全ての部屋へ扉一枚を開けることで行くことができる。 極力無駄な動線を省く事で、患者とその家族に出来るだけ接し、信頼のもとに治療を進めていきたいと考えている私の診療スタイルを可能にしてくれている。 この他にも限られたスペースながら、工夫した個所というと、それは当院を訪れた時最初に触れる場所は待合室である。天井を吹き抜けにすることで、不安や緊張を抱えて来院する飼主様が一瞬でも上を見上げて、ほっと一息つける空間を可能にしてくれている。次に待合室を通らず診察、処置を受けられるように第一診察室に外の出入口を設けた。これは感染症、交通事故で悲惨な状態、強い抵抗性を示すなど、診療対象は動物であってもそこには人がいて、プライバシーも必要と考えられるさまざまな状況で非常に役立ってくれている。 開業後まだ約2年半、獣医師である自分はもちろん、支えてくれるスタッフとともに成長していくであろう当院建物に大いに期待して、簡単ですが私のコメントとさせていただきます。 最後に設計監理をしていただいたTAC設計室および、施工業者の丸一工業の皆様にあらためて感謝いたします。 >>参考作品はこちら |
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